新SK末抽出成分の希薄溶液を作成し使用した結果(弊社証言)
弊社では、自社製品(熱処理乾燥末=新SK末)での用途特許取得に成功し、分析内容として新SK末抽出液にチロシナーゼを阻害する効果を確認しました。
皮膚の色素でもあるメラニンが体内で産生する反応で、ドーパがチロシナーゼによってドーパキノンに変換される反応があります。このチロシナーゼを阻害することが出来れば、メラニンの産生反応を遅らせることが出来るのです。
産学共同で新SK末の元になるミミズエキスには、殺菌や消炎効果もあることが確認されています。
フェオメラニンとユーメラニンの2種が存在し、割合に応じて皮膚や毛髪の色、眼球を決定します。美容上のメラニンはユーメラニンを指し、過剰生産でシミといったトラブルになります。
チロシナーゼ(酵素)を阻害できれば、過剰生産をコントロール出来ます。
ドーパがチロシナーゼによって修飾されるメラニン色素を吸光度490nmで測定。ミミズエキスが含まれないion水をチロシナーゼ阻害が0%として、各ミミズエキスを算出。チロシナーゼの阻害を確認できれば美白効果成分があると推測されます。
自社粉末の水抽出液に含まれるチロシナーゼ活性阻害を算出したところ、少なくともチロシナーゼを阻害することが分かりました。危険性のある溶液での抽出をしなくても水のみで抽出が可能であることも分かりました。
美白剤としての有用性 特許第5243662号
製品末は医薬品開発、化粧品原料に使用